【目的別に説明!】乗用車の種類って?それぞれの特徴の違いを知り、適した乗り方をしよう

目的別に説明!乗用車の種類って?それぞれの特徴の違いを知り、適した乗り方をしよう

街中では多くの車種の車を見かけます。大きい車や小さい車、ナンバーが黄色の車などなど…。

それぞれに違いあるように、それぞれ違った特徴を持っているため、自分の用途に合わせた車の選び方ができます。

もし車選びで悩んでいて、こういった使い方をしたいけどどの車種が合っているのか分からない…という方は
それぞれの車の特徴を知っていると一つの判断材料にできます!

マイカ

街中で見かけるあの車ってどういった車種なんだろう?

ケイタ

代表的な車種とそれぞれの特徴を調べてみたよ!

本記事では、乗用車の種類や特徴それぞれに合った乗り方について解説します。

以下の方向け
  • 車の種類や用語が知りたい方
  • それぞれの車の特徴やそれに適した乗り方が知りたい方

ぜひ参考にしてみてください!

この記事では主に「自家用車」の一部をピックアップしています

目次

車の種類は色々ある!それぞれに適した乗り方を知ろう!

今回は以下の車種を説明していきます。

  • 軽自動車
  • コンパクトカー
  • クーペ
  • セダン
  • SUV
  • コンパクトSUV
  • ミニバン

よく街中で見かける自家用車をピックアップしてみました。

もちろん、世に出回っている車種はこれだけではありません。

上記に乗っている車種から更に派生した車種や、違う車種も存在します。

【軽自動車】維持費をとにかく抑えたい!近場の買い物や手軽な移動手段に!

軽自動車

軽自動車」は排気量が660cc以下の車両を指します。

日本の道路に合わせた独自の規格であり、見分け方はナンバープレートの「」で分かります。

軽自動車の場合はナンバープレートの色が「黄色」です。

また、乗車定員が4名以下に定められています。

排気量が低いので維持費が安い!

車の税金は車の重量排気量によって計算されます。

軽自動車の場合は最も安い額に設定されており、また車両価格も他の車種に比べて割安なことが多いです。

また、排気量が低いことは燃費の良さにも繋がるため、トータルの維持費が安く、所有しやすい車と言えます。

パワーが足らず苦労する面も…

排気量が660cc以下の軽自動車は、他の車に比べてどうしてもパワーが低くなります

坂道や高速道路では加速で苦労する場面も多く、乗る人数も多くなればパワー不足を感じることが多いでしょう。

また、車両自体もコンパクトなのでどうしても乗り心地が劣ってしまう面があります。

街乗りに最適!

軽自動車は車体のコンパクトさから小回りが効き、狭い道でも比較的余裕をもって通ることができます。

運転したての方で車幅の感覚がまだ掴めていない時期でも安心して乗ることができます。

坂道が多い道だと少し大変ですが、近隣の買い物や家族の送迎には向いています。

【コンパクトカー】維持費と乗り心地のバランスが良!買い物や遠出にも!

コンパクトカー

コンパクトカーは軽自動車と違い乗車定員が5名以下となっており、実用性が軽自動車と比べて高いです。

また、排気量も1000~1500ccに設定されていることが多いです。

小さい車体でもナンバープレートの色が「白」であれば、コンパクトカーと呼んで差支えないでしょう。

街乗りも長距離もこなせる!

コンパクトカーは軽自動車よりも少し大きめですが、それでも他の車種よりも小さめに設計されており、日本の道路事情に適しています

小回りも効き、狭い道でもある程度楽に移動できつつも、(軽自動車よりは)排気量があり、長距離の移動も多少快適です。

車内空間の狭さとまだ少しパワー不足…

軽自動車に比べてパワーや車内の広さはあるものの、それでも荷物を多く積めるような広さはなく、定員ギリギリの乗車人数になると坂道などでは辛さを感じる場面は多いです。

【クーペ】走りを楽しみたい方向け!運動能力が高く軽快な乗り味

クーペ

クーペは前方のドアが2つで構成されるボディの車を指します。

後部座席が無いタイプや、あっても非常用と言われていて常用ではありません。

車高が低く、走行安定性が高い

クーペは一般的にスポーツタイプの車と言われており、車高(重心)が低いため走行が安定します

また、空力も良いため総合的な運動性能が高く、軽快な走りを味わうことができます。

車体価格が高く、排気量の多さから維持費も高額…

クーペはスポーツタイプの車やフラッグシップモデルとして採用されることが多いため、車両価格が高額になりやすいです。

また、走りの軽快さゆえ排気量が多いエンジンを搭載している場合は維持費も高額になります。

実用性よりも、走りやデザインを楽しみたい人向け!

クーペはデザイン性や車高の低さによる運動性能の高さに重点が置かれている一方、2ドアによる乗車定員の少なさ(後部座席は常用ではない)により利便性や実用性は二の次になっています。

ですが、高級モデルは内装も質感から凝ったものが多いですので、使いやすさよりも走りやデザインを楽しみたい方に向いています。

【セダン】快適かつ上質な乗り心地!

セダン

セダンは4ドアで前方の座席と後方の座席で別々に乗り降りすることができます。

また、エンジンルーム、室内空間、トランクルームの3つに分かれていて、それぞれが独立しています。

クーペとの分かりやすい違いは「ドアの枚数」です。クーペが2ドアなのに対してセダンは4ドアです。

走行安定性や静寂性が高い!

セダンはクーペに似た低重心のため、走行安定性が高いです。

また、剛性が高いためねじれにくく、エンジンルーム、室内空間、トランクルームがそれぞれ分かれていることから静寂性が高いです。

これらの理由から長距離移動でも苦になりにくく、乗り心地が良いと言われています。

意外と荷物が積めない点などで実用性が△

セダンのトランクルームは独立しているため、乗車人数に余裕があっても大きな荷物が積めないというデメリットがあります。

また、車高が低い車は足回りが固く、悪路に強くないため、アウトドアを楽しみたい人で荷物を多く積みたい方には向かない車種と言えます。

加えて、走ることを楽しみたい人はクーペ、アウトドアや実用性を求める人はSUVといった選択肢が増えたことや、最近ではセダン=高級車や年配の方のイメージが強いせいか、人気は下火になりつつあるようです。

【SUV】アウトドアならこれ!悪路もなんのその

SUV

SUVとはSport Utility Vehicleの略で、多目的に利用できる車という意味です。

使い勝手が良く、日常生活の利用からアウトドア・キャンプなどで荷物を多く積み込んだり、雪山などの悪路を走行するのに適した車種です。

車の形からワゴン車に似ていますが、違いは車高の高さにあります。

SUVは悪路走破性を高めるために一般的に車高が高い作りになっています。

最近ではSUVのバリエーションは多岐に渡り、4駆設定から日本の道路に適したコンパクトサイズのSUVまで、とにかく幅広いのが特徴です。

荷室が広く、アウトドアに最適!

SUVは乗車部分と荷室が一体化している「ハッチバック」を多く採用しており、後部座席を倒して荷室を広げることができます。

そのため自転車や釣り道具、サーフボードなどの長物なども楽に積み込めるため、
アウトドアで荷物を多く積みたい人には最適な車です。

車高の高さは安全性に繋がる!

SUVは車高の高さから座席位置も高いため、視野が広く取れます。

視野が広いことは危険察知がしやすく安心感に繋がります。

ただし、SUVは車体の大きさから死角が多いことに注意が必要です。

車の大きさ、重さがネックになることも…

SUVはコンパクトSUVを除いて車体が大きめに作られているため、日本のような狭い道が多い場所だと苦労する場面が多くなりがちです。

車高が高く視野を広く取れ安心感がある一方、その車高の高さや幅によって駐車場の制約に引っかかることもしばしば。

また、車体が重いため燃費があまり良くなく、制動距離も伸びるため、軽い車両で慣れている場合は注意が必要です。

【コンパクトSUV】街乗りもアウトドアも2役こなせる!人気の車種

コンパクトSUV

コンパクトSUVはSUVの中でも全長が4.4m以内に収まる車を指します。

SUVよりも一回り以上小さく作られているため、日本のような狭い道が多い道路でも比較的取り回しがしやすいのが特徴です。

かつSUVが持つハッチバックスタイルで荷室を拡張できるため、街乗りからアウトドアまで幅広くこなすことができます。

普段使いに最適!たまの休みのアウトドアにもうってつけ

コンパクトSUVはSUVの特徴を持ちつつ街乗りしやすいコンパクトなデザインになっています。

そのため狭い道路でも比較的に走行でき、また後部シートを倒すことで荷室を拡張すればSUVのように荷物を多く積み込むことも可能です。

家族の送迎、食料品のまとめ買い、アウトドアまで幅広くこなせる優等生です。

SUVよりもお手頃、燃費も良し

コンパクトSUVはSUVよりも比較的安い車が多いです。

車体の小ささからSUVと比べると荷物の積載量は少なくなってしまいますが、
その分車重も小さいため、燃費が比較的良く、維持費も抑えられます。

SUVの持つ死角、重量に注意が必要

コンパクトSUVはSUVと同じく死角が多いため注意しましょう。
これは車によって異なるため、気になる場合は必ず試乗をオススメします。

また、車高が高さによって重心が上にあることから、横風でハンドルがとられやすくなったり、ブレーキ時に前のめりになりやすいなども注意が必要です。

【ミニバン】家族や大勢の移動に!走りも快適!

ミニバン

ワゴンタイプにシートが3列あるものをミニバンと呼びます。

車内空間が広く、乗車人数も7~8人と他の自動車と比べて大勢が乗れるのが特徴です。

その乗車人数の多さからファミリーカーとして人気があります。

大人数での移動に!家族にも最適なファミリーカー

ミニバンは3列シートで乗車人数が多く、車内空間も広めで大人数でも快適に移動することが可能です。

また、シートを倒すことで広い車内空間がそのまま荷室空間として利用することが可能で、荷物がより多く積み込めることもメリット。

また、車種が豊富なため、自分のライフスタイルに合わせた選択ができます。

運転性能や安全性も高い車

ミニバンは座席の位置が高いことから遠方が見やすく、視界が取りやすいです。

また、運転性能が高く、排気量が大きい車種では高速道路などでも安心して運転できます。

多くの安全機能を有しているタイプが多いのもファミリーカーとしては有難いですね。

車体の大きさがネック…燃費も

ミニバンは広い車内空間を持つもののその分車体が大きいため、狭い道では走りにくかったり、取り回しがし辛い面があります。

特に日本の入り組んだ路地では苦しく感じる場面も少なくないでしょう。

また、コンパクトカーなどと比べるとどうしても燃費が劣ってしまいます。

ただし最近はハイブリッドモデルのミニバンも増えているため、燃費が気になる場合はそちらを検討しても良いですね。

乗り方に合った車を選んでみよう

もともと乗りたい車種がある場合は別ですが、目的があって乗る車を選びたい場合は、
それぞれの使い方に向いている車を検討してみると良いでしょう。

【軽自動車】維持費を抑えたい人、近場の移動で利用したい人向け

軽自動車は排気量が少なく重量も軽いため税金が安いです。

そのため維持費が抑えられたり、車両価格自体も他の車種に比べて低めに設定されています。

その分走り心地は劣ってしまうため、維持費を抑えたい人や、近場の移動手段として車に乗りたい方に合っています。

【コンパクトカー】維持費を抑えつつ、取り回ししやすい車に乗りたい方向け

コンパクトカーは軽自動車よりは大きいものの、他の車種に比べると小さい部類になります。

排気量も軽自動車より高いことや乗車人数が5人に設定されているなど、利便性も申し分ないです。

また、小さい車体は狭い道などでも取り回しがしやすいため、維持費が抑えつつ利便性を求める方に合っています。

【クーペ】走りやデザインを楽しみたい方向け

クーペはほとんどが2人乗りの設定で、後部座席があっても常用ではなく、利便性は高くありません。

その代わり走りを楽しむことに重視していて、排気量の多いパワーのあるエンジンや、車高の低さによる安定性の高さなど、軽快な走りが特徴です。

純粋に走ることを楽しみたい方に向いている車と言えるでしょう。

【セダン】上質な走り、快適な空間を求める方向け

セダンは4ドアでクーペよりも利便性が高い上に、車高の低さや3ボックスによる車内の静寂性が優れています。

そのため長距離移動でも苦になりにくく、乗り心地を求める人に合っている車です。

トランクルームが独立しているためにあまり多くの荷物を積めない点などは注意が必要です。

【SUV】アウトドア重視の方向け

SUVは車高の高さによる悪路走破性が高く、また広い室内空間や大容量のラゲッジスペースが人気の車種です。

そのためアウトドアで山道や雪山に行くことが多い方や、キャンプなどで荷物を多く積み込みたい方に合っている車です。

その代わり車体が大きいので狭い道では取り回しが難しい面があります。

【コンパクトSUV】街乗りもアウトドアも楽しみたい方向け

コンパクトSUVはSUVの利点を持ちつつ、SUVよりも車体が小さいため、街乗りにも合っています。

広いラゲッジスペースがあるため、買い物などの日常使いから、荷物を多く積むアウトドアも幅広くこなせ、軽自動車やコンパクトカーほど室内空間も狭くないので長距離も快適に移動が可能です。

ただし、SUVのように死角が多くなりがちなため、運転には気を付けましょう。

【ミニバン】家族や大人数での移動が主な方向け

ミニバンは3列シートによる乗車人数の多さが特徴で、ファミリーカーとして特に人気のある車種です。

広い室内空間では長距離でも快適に移動ができますし、シートを倒して荷物を多く積むこともできます。

また、座席位置が高く広く視野が取れるため、安心して運転することが可能な点もファミリーカーとしてはメリットと言えます。

ただ、車体が大きいゆえに狭い道や駐車場の制限に引っかかることがあるので、基本的に乗車人数が1~3人で済む場合はもう少し小さい車種か、コンパクトサイズのミニバンなどを選んだほうが良い場合があります。

そういったスタイルに合わせた選択ができるのもミニバンの強みと言えます。

まとめ

この記事では車の種類や特徴、それぞれに合う乗り方について解説しました。

軽自動車

排気量が少なく、乗車人数が4人までのため利便性があまり高くないが、
維持費や車両価格が安いため手軽な移動手段として便利

コンパクトカー

軽自動車と比べて乗車人数が5人、排気量も1000cc~1500ccに設定されていることが多く
利便性が上がっている。小さい車体のため快適性はあまり高くないが狭い道でも取り回しがしやすい

クーペ

スポーツタイプやフラッグシップモデルとして設定されることがあるため車両価格が高め。
排気量が大きいエンジンを積んでいるモデルは維持費も高いが、ハイパワーかつ低重心による運動性能が高いことから軽快な走りを楽しむことができる。

セダン

3ボックスと呼ばれる、エンジンルーム、室内、トランクルームがそれぞれ独立しており、静寂性が高く快適に移動ができる。
クーペに似た低重心なため運転性能も高い。
独立したトランクルームでは荷物を多く積むことが難しいため注意が必要。

SUV

車高が高く悪路走破性に優れた車種。
ラゲッジスペースが広く、荷物が多く積めるためアウトドアに向いている。
車体が大きいため取り回しがしにくい。

コンパクトSUV

SUVよりも車体がコンパクトで街乗りでもある程度取り回しがしやすい。
後部座席が倒せるため大きい荷物も積み込める。
SUVのように死角が多いため運転には注意が必要。

ミニバン

3列シートを持つワゴンタイプの車。
乗車人数が7~8人と大人数を乗せることができる。
広い室内空間から快適に移動できるため、ファミリーカーとして人気が高い。
大きい車体のため、狭い道での取り回しのし辛さや駐車場の制限などに注意。

他にも細かく車種が分類分けされていますが、ある程度特徴を覚えておけば、
いざ車が必要となったときに車種を検討しやすくなります。

参考

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