【使ってみよう!】中古車情報サイトの使い方

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中古車情報サイトの使い方

ある程度欲しい車がイメージできたら、実際に探してみましょう。

新車であればメーカーのサイトでカタログや見積りを取るのが一般的です。

中古車でも、近くにカーディーラーや中古車販売店があれば直接足を運んでもいいですが、

情報サイトでまとめて探すのが便利で効率的です。

マイカ

車のことを全然知らないけど大丈夫かな…?

ケイタ

初心者の方でも車が探しやすいように作られているよ。
これから使い方を見ていこう!

本記事では、中古車を購入する際に便利な「グーネット」「カーセンサー」の解説から、検索の方法装備(オプション)、実際に見積りを取っての見積書の見方などを解説します。

以下の方向け
  • 中古車情報サイトで効率的に車を調べたい方
  • 金額の差にもなる車の装備(オプション)について知りたい方
  • 実際の見積書がどういったものか見たい方
  • 各種費用について知りたい方

これから中古車を調べたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!

記事中で使用しているスクリーンショットなどは記事掲載時点のものです。

目次

グーネット、カーセンサーについて

StartupStockPhotosによるPixabayからの画像

グーネット」「カーセンサー」は日本大手の中古車情報サイトです。

日本中の中古車の情報がこのサイトに多く掲載されています。

筆者もカーセンサーを利用して実際に車を購入した一人です。

両者ともWebサイトとスマホアプリが用意されており、気軽に中古車が検索できます。

加えて後述しますが、第三者機関による車両品質評価や、アフターサービスを設けており
安心して中古車を購入できるようになっています。

ケイタ

中古車に不安を感じていてもこれなら安心だね

実際に車を探してみよう

それでは、実際に中古車情報サイトから車を探してみましょう。

ここでは主に「カーセンサー」のWebサイトを使って解説します。

まずはボディタイプで検索!

車種やメーカーなどが分からない状態であれば、まずは車の形で検索してみましょう。

もし「まだ利用する用途が決まっていない…」という方は以下の記事を参考にしてみてください。

サイトをスクロールしていくと「中古車を探す」という欄に「ボディタイプから検索」という項目があります。

グーネットも検索の方法はほぼ同じです。

ここでは例として「軽自動車」を選択してみましょう。

すぐに掲載情報の一覧が出てきます。

ただ数が多いため、ここから数を絞り込むために条件を入れていきましょう。

現時点で決まっている条件だけで大丈夫です!

マイカ

街で見かけた車の形から探せるのは便利!

ケイタ

ちなみにカーセンサーのスマホアプリなら、
写真でも車種が検索できるよ!

予算や走行距離、年式などで絞り込み

検索ブロックから条件を入れていきましょう。

ここでは例として「新しめの年式」「走行距離」「地域」などの情報を入れます。

予算感が分からない場合は、まずはどういった値段の車種があるのか見るために空白にしても大丈夫です。

数がかなり絞り込めました。

検索ブロックの下のほうにある「▼もっと詳細な条件を追加する」を選択すると、
より細かな条件を設定できます。

こだわりの条件がある場合はぜひ活用してみてください!

年式、走行距離について

よく中古車を調べる際に言われる「年式」「走行距離」についてですが、
これらは車両やパーツなどの劣化具合を図るために言われるものです。

概ね10年、10万kmが車の寿命と言われています。

ただし、最近の車は高性能のため、
大切に乗ればそれ以上、またはその倍以上も走ることが可能です。

結局は両方のバランスとなります。
どちらか一方が偏っていると不具合が生じやすいでしょう。

また、3年5年7年10年が車を手放すタイミングとされており、
中古車であればその境目で価格が変わりやすいです。

逆をいうとぎりぎり2年よりも3年すぐのほうが安くなる傾向なので、
見定めることでお得に購入でき、かつ長持ちする場合もあります。

県外でも探すべきか?

基本的には自分の住んでいる地域で探してみるのがオススメです。

自分の住んでいる居住地以外で中古車を購入する場合、
圏外登録費用」と(場合によっては)輸送費」がかかります。

圏外登録費用

中古車は基本的にディーラーの名義となっているため、購入する際に名義変更を行います。

この名義変更は購入した人の管轄である陸運局で行うため、陸運局が違う場合は費用がかかります。

大体1万~2万円程となっています。

輸送費

遠方の場合、購入した車を移送する必要があるため輸送費がかかります。

店頭受け渡しができる場合はかからない場合があります。

県外で条件の良い車が見つかっても、上記の費用で他とあまり変わらない…なんてことも。

ただ、どうしても県外でしか良い条件の車が見つからないという場合には利用していいと思います。

マイカ

県外でしか出会えない車もあるかも

独自の「車両評価」について

車の情報に「車両品質評価」という項目があります。

カーセンサーの場合
グーネットの場合

これは販売店ではない第三者の検査機関が検査をし、認定を受けたものです。

事故歴や故障の有無など、厳密な検査を行った証明になるものなので、
安心して購入することができます。

初めての場合はこれらの証明書が発行されている車を選ぶようにしましょう。

ただし、掲載されている情報の箇所は実車確認の際にも必ずチェックしましょう。

ケイタ

内容を販売店に問い合わせるのも大事だよ!

掲載画像は多いほうが良い?

車や掲載している販売店によって車の写真の数には差があります。

カーセンサーでの例

写真が多ければ多いほど、状態の確認や内装、装備の有無などが分かるため
写真が多い車や販売店は信頼できると思います。

逆に極端に少ない場合は用心しましょう。

ただし、画像が多い少ない関わらず、気になった車は必ず実車確認を行ってください

写真だけで細かい傷の有無はほぼ判断できません。

前述の「車両品質証明」と合わせて、必ず車両全体をチェックしましょう。

気に入った車種が見つかったら車種限定でも調べてみよう

ボディタイプから走行距離、年式、地域などで調べて、気に入った車種が見つかったら、
その車種メーカーで再度調べてみることをオススメします。

ケイタ

気になった車は後から車種で再検索をかけられるよ

ある程度の相場感が分かる

車種限定で調べることで、その車の相場感が見えてきます。

車種の年式ごとの相場感が分かる

また、同じ年式同じ走行距離でも金額に結構な差が出てくることも。

まずは気になっている車種の相場を掴むのが大事です。

金額の違いには必ず理由がある!

ほとんど同じ条件なのにAとBで金額に結構な差がある…

ただそれには必ず理由があります。

ディーラーオプションがAにはついていてBにはついていなかったり、
Aは車検が近いので車検料が金額に乗っている、など

それらを把握し検討するためにも相場感を掴んでおき、見積りを取ることが大事になってきます。

マイカ

実は安いと思っていた方が最終的に高かった…なんてことも!

ケイタ

だましているわけじゃないけど、
値段には理由があるからそれを忘れないようにね

オプションについて

Arek SochaによるPixabayからの画像

最近の車種には安全機能や運転者を補助する機能が多く搭載されています。

搭載が義務付けられているオプションもありますが、オプションの有無で車両価格に違いが出ることも。

ここでは一部の車両オプションについて簡単に解説します。

ケイタ

どれも安心して運転するための機能だよ!

自動ブレーキ

衝突被害軽減ブレーキ」などとも呼ばれ、運転者に衝突の危険を知らせたり、衝突を回避するためにブレーキ操作を自動で行う機能です。

2021年以降、この装置の搭載は義務化されているため、最近の車種には基本的に搭載されています。

また、自動ブレーキが搭載されている車は事故率が低いとされていることから、
任意保険が割引になる保険会社もあります。

クルーズコントロール

クルーズコントロールとは、簡単に言うと「車の速度を一定に保つ」装置のことで、
人がアクセルを踏まなくても設定した速度を一定に保ちます。

主に高速道路での長距離走行で運転手の負担軽減のために使われます。

最近では前車との車間を保ち速度をコントロールする「全車速追従機能」がついており、
アダプティブクルーズコントロール(ACC)」や「インテリジェントクルーズコントロール」など
メーカーによって呼び方は様々です。

レーンキープアシスト

方向指示器無しに車が車線にはみ出しそうになる(はみ出す)と警告を出したり、
アクセルに介入して車線中央に戻す機能です。

車種によって警告のみか、アクセルなどの操作に介入するかの違いもあります。

電動パーキングブレーキ

サイドブレーキやハンドブレーキなど呼ばれる、車を停止させる機能が電動化されたものです。

よくイメージされるレバーでサイドブレーキをかけるタイプは「機械式」と呼ばれるもので、そのほかにもブレーキの横についていて足で踏んでパーキングブレーキをかける「足踏み式」などもあります。

電動パーキングブレーキは通常のサイドブレーキと基本的な機能は変わりませんが、
自動でパーキングブレーキを利かせられる」という点があります。

そのため電動パーキングブレーキのほとんどには「オートブレーキホールド(AVH)(もしくはブレーキホールド)という機能が合わせて搭載されています。

これは停車時に自動でブレーキがかかり、足を放してもクリープ現象による前進や、
坂道での後退が発生せず停止し続けます。

AVHが効いている場合はアクセルを踏むと前進します。
渋滞時や信号待ちなどでブレーキを踏み続けなくて済むので、運転手の負担が大きく軽減されます。
(最初は慣れるまでちょっと怖いです)

また、車種によってはシフトをPに入れると
パーキングプレーキもONになるものもあります。

ケイタ

自動パーキングに慣れちゃってパーキングブレーキをかけ忘れることもあるから、車を乗り換える時は気をつけよう

ドライブレコーダ

前方や後方にカメラを設置し、運転走行を録画する装置のことです。

前方へのドライブレコーダによるカメラの設置は義務化されており、
前方だけでなく後方も2022年の新型車からは義務化されています。
(2024年5月には新車すべてが義務化される)

もしものトラブルの際の証拠として効力を発揮するので、外せない装備となりました。

前後カメラの他、360度対応したカメラもあり、メーカー純正以外にも社外品が数多くあります。

また、録画開始も常時録画衝撃感知エンジンON時など様々なので、ぜひチェックしてください。

お気に入りにいれよう

autumnsgoddess0によるPixabayからの画像

気になった車があったらまずはどんどんお気に入りに入れていきましょう。

掲載期間に注意!

サイトに掲載されている中古車の情報には掲載期間が設けられており
それが過ぎると参照できなくなってしまいます。

また掲載期間満了以外にも、ご成約によって車が購入された場合など、
掲載が途中で終了することがあります。

特に中古車は水物なので、購入を決意して気になる車があったら早めに行動するのが吉です。

ケイタ

車選びを焦る必要はないけど、良い物があったら積極的に行動したほうが良いね!

気になった車は見積りを取ろう

Steve BuissinneによるPixabayからの画像

気になった車は積極的にお気に入りにいれて、
ある程度見繕ったら今度は実際に見積りを取ってみましょう。

見積りを取ることで実際の金額と、費用の根拠が分かります。

また、ディーラー側がつけて頂いているオプションをカットしたり、
一部の手続きを自分で行うことで値段を抑えられることも。

見積りの取り方

見積りを取るのはとても簡単です。

車両情報の右下にある「在庫確認・見積依頼」をクリック

お問い合わせの内容が表示されるので、必要な情報を入力します。

その後、下の「同意の上、送信する」を選択すればOK。

後日、販売店から見積書などが送付されます。

マイカ

とても簡単なんだね!

複数の見積もりを取り、差を細かくチェック!

見積りは複数取ることをオススメします。

比較することで金額の差の理由が見えやすくなるほか、オプションを必要なものだけにしたりと
金額について検討できることが増えます。

また、車は値引きするべき!という情報をよく目にしますが、
筆者はあまり派手な値引き交渉はオススメしない派です。

不要なディーラーオプションを断ったり、一部の手続きを自分で行うコストカットなら良いものの、
本体価格自体を下げるように交渉したりするのはどこかに犠牲が伴います。

相場が出ている上に、仕入れ値は市場である程度決まっている以上、
大きな値引きができる前提で金額を決めているところは多くはないと考えられます。

今ここで決めるので、端数の1万を値引きできませんか?」あたりで、
こちらも条件を譲歩して、それでもわずかに値引きしてもらう程度留めるべきです。

ただ、やはり無理な値引きは販売店との信頼関係にも響くのでやめたほうが得策です。

ケイタ

相手も人なので、無理な交渉や乱暴な態度はやめよう
最悪、商談が拒否されるなんてことも…。

実際の見積りを確認

Philip NeumannによるPixabayからの画像

ここでは、筆者が当時候補に入れていた車両の見積りから、
どういった金額がかかっているのかを確認していきます。
(ちなみに購入したのは別の車両です)

ここで紹介する見積書は当時のものです。現在と内容などが変更されている場合があります。

筆者が実際に受け取ったヴェゼルの見積書を確認

こちらが、当時実際に頂いたヴェゼルの見積書です。

主な初期費用は「車両代金」「諸費用」「付属品」の3つで構成されます。
(販売店により異なる)

それぞれ見ていきましょう。

車両代金、総額

車両本体価格は名の通り車両自体の価格。

合計額には車両本体価格と、各種費用を足した合計額が記載されています。

各種費用は後述の「諸費用」とオプションなどの「付属品」です。

諸費用

諸費用は検査登録車庫証明自動車税自賠責など、法的に義務付けられた申請や納付に対しての費用や、
希望ナンバー圏外登録料延長保証サービスなどがまとめられています。

色々あって分かり辛いですが、下にそれぞれまとめました。

車庫証明代行費用

車庫証明を取得するにあたって、販売店が手続きを代行するための費用。

これを自分で行うと、費用を丸々カットすることができます。

検査登録手続代行費用

名義変更や車検登録、ナンバープレートの登録などを行うための代行費用

これも自分で行うことで費用を抑えられる場合があります。

※できない場合もあるため、必ず販売店に事前に確認すること。

圏外登録料

名義変更や車検登録などは購入者の所在地を管轄している陸運局で行うため、
販売店が他県の場合にかかる諸費用です。

これは販売店と自分の所在地の陸運局が同じ場合はかかりません。

この販売店が東京にあり、筆者は神奈川在住のため、この費用が記載されています。

希望番号代

希望ナンバーと呼ばれる、ナンバープレートの4桁を好きな番号で登録するための費用です。

希望しない場合はカットできます。その場合は車検証が登録された順の番号になるようです。

USPホットプラス

ホンダの延長保証サービス。

有無は販売店によって異なります。

車庫証明

これは管轄の警察署に書庫証明の申請を行うときにかかる費用です。

行政手数料のため非課税枠に区分されており、これは自分で車庫証明を取得する場合でもかかります。

検査・登録・届け出

上記の車庫証明と同じく、陸運局で行う車検登録などの費用です。

この中でも「車庫証明代行費用」は平日に警察署へ行ける方であれば簡単に手続きができます。

費用を抑えたいと思っている方は積極的に自分で行ってみましょう。

車庫証明取得の方法は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

マイカ

色々あるけど、自分で手続きすることでカットできるものもあるんだね。

付属品

主に販売店がつけてくれるオプションサービスです。

販売店によってこの辺りは大きく異なります。

ETCセットアップは名の通りETCの設定、
リフレッシュパックは室内の臭いケアやエアコンなどの洗浄パック、
ブライトパックはコーティングです。

ETCを除いてコーティングは別で行ったり、オプションをカットすることで費用を抑えられます。

ケイタ

この辺りは販売店と相談してみよう!

まとめ

本記事ではこれから中古車を探そうと思っている方に向けて、中古車情報サイトの使い方車のオプションの解説見積りの各種費用について解説しました。

中古車情報サイト

車種が分からない場合はまず「ボディタイプ」「年式」「走行距離」「地域」で検索!

気になった車種はお気に入りにいれて、後で車種限定で検索をして相場感を把握しよう。

車のオプション

最近の車では一部の装備が義務化されており、安心して運転できるようになっています。

一方、義務化されていない装備ではその装備によって車両価格が上がるものもあるので、
不要であれば搭載されていない車種を狙うのも手。

見積り

複数の車両で見積りを取ることで、細かい金額の差を比較することができます。

一部の代行費用を自分で行うことで節約したり、
不要なオプションをカットすることで費用を抑えることができます。

まずは気になった車をお気に入りに入れていき、希望を絞り込んだら見積りを取りましょう。

そこから更に絞り込んで、実車確認などを行うのが良いでしょう。

中古車選びに悩んだ際に、ぜひ参考にしてみてください!

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