車載動画が撮りたい!道具や撮影方法、実際の動画を紹介

車載動画を撮ってみたくなったので色々買ってみた!道具や実際の動画を紹介

せっかくマイカーを買ってドライブする機会が増えたので、ドライブの記録として車載動画を撮りたくなりました。

少ない道具にすぐに始められましたが、実はカメラやマウントなどは適当に設置していいものではなく、安全性を確保するため、道路交通法による決まりがあります。

どういった機材が必要なのか撮影する際の注意点実際に購入して機材や装着した具合実際に撮影した動画などを解説します!

以下の方向け
  • 車載動画に興味があって始めて見たい方
  • 必要な道具が知りたい方
  • 実際に撮影した動画や、撮影方法が知りたい方
  • 撮影するにあたって気を付けるべきことが知りたい方

ぜひ参考にしてみてください!

目次

車載動画って?

車にビデオカメラを設置して、車内や社外の風景を撮影している動画のことです。

車好きでYouTubeなどをよく見る方は見かけたことがあるかと思います。

最近はテレビでもよく芸能人が運転しているロケがありますが、そういったのも車載動画になりますね。

自分でもやりたくなった

マイカーを購入してドライブや遠出する機会が増えてきたこともあり、せっかくなので記録に残したいなと思いました。

あと、動画の素材として車載動画を撮影したいというのも理由の一つです。

トップページの動画は外部の素材なので、どうせなら自分で撮影した動画にしたいなと思ってます。

撮影した実際の動画

実際に撮影した車載動画

今回は1080p60fpsで撮影してアップロードしました。

他の方がアップしている車載動画は4Kとかでも上がっているので、今度はもっと高画質で録画してみたいですね。

必要な機材

車載動画を撮影するために、以下の道具が必要です。

  • カメラ
  • カメラ用のマウント
  • 予備バッテリーなど

カメラ

スマホカメラでも可能ですが、撮影中はスマホが使用できなかったり、バッテリーの消耗や記録容量を考えると、専用のカメラを持っておく方が何かと便利です。

動画撮影機能がついたデジタルカメラ一眼レフカメラ、小型のアクションカメラなどで撮影できます。

色々な種類があるので選び方はお好みで良いと思いますが、車載動画を撮影したい場合は車の揺れが発生するため、手振れ機能補正が必須です。

筆者はアクションカメラのGoProを購入しました。

マウント

マウントは名の通りカメラを固定する専用アクセサリーです。

ガラスやダッシュボードなどの平面に圧着させるサクションカップマウントや、サンバイザーやエアコンの吹き出し口に挟んで固定するクリップマウントなど色々な種類があります。

撮影する構図によって使うマウントが変わる場合があるので、どういった構図で撮影したいか決めてから購入するほうが良いと思います。

筆者は車外の風景をダッシュボードから撮影したかったので、サクションカップマウントを購入しました。

(必要に応じて)ゲルシートや予備バッテリーなど

サクションカップマウントは平面にしか圧着できないので、ダッシュボードに曲面があると上手く固定できない場合があります(筆者がそうでした)

そういった場合に対応するため、ある程度の曲面を埋めるためのゲルシートや、吸盤アタッチメントを貼り付けるための取り付けベースが必要です。
これらはカー用品店で手に入ります。スマホホルダーなどの場所を探してみてください。

また、長時間の撮影の際には予備のバッテリーモバイルバッテリー、もしくは車から給電できるような仕組みが必要です。

特にアクションカメラは小型のためバッテリーの持ちがあまり良くないという弱点があるので、長時間撮影の場合には必ず用意しましょう。

SDの容量ってどれくらい必要?

アクションカメラやビデオカメラの場合、基本的にmicroSDなどの外部メモリーに動画を記録することになります。

では容量はどの程度あったほうが良いのでしょうか?

GoPro Hero10でのmicroSDの容量と録画時間を以下にまとめてみました。

64GB 高ビットレート64GB 標準ビットレート
5.3K / 30fps1時間13分1時間59分
4K / 30fps1時間13分2時間36分
1080p / 60fps1時間56分2時間32分
microSDカードの容量と録画可能時間

以下のページを参考にさせて頂いています。

128GBのメモリーカードでは表の倍の時間、32GBのメモリーカードだと表の半分になります。

4K画質で多く撮影したい場合は最低でも128Gはあったほうが良さそうです。

また、4Kなどで高画質で撮影できるカメラは高速転送に対応したSDカードが必須になっているため、規格も確認しましょう。

車載動画を撮影する際に気を付けるべきこと

車載動画はカメラとマウントで手軽に始められますが、気を付けないといけないことがいくつかあります。

  • 設置してはいけない場所がある
  • カメラやマウントによって死角を作らない
  • カメラをきちんと固定する
  • 交通ルールを守る

カメラ(マウント)などを設置してはいけない場所

道路交通法で、以下の場所にカメラなどを設置してはいけないと定められています。

  • 車外
  • フロントガラスの道路交通法で定められた範囲や位置以外の場所
  • ダッシュボードへの取り付けで死角が発生する位置

フロントガラスへ設置したい場合は道路交通法で定められた位置があるのですが、以下の記事が参考になります。

原則フロントガラスの長さの上部から20%のところで、それが無理な場合でも30%のところまでには確実にサクションカップを貼っておかないといけません。ダッシュボードに近い位置に貼ってしまうと、道路交通法違反になります。

GoProで車載動画を撮影するには?フロントと後部座席にGoProを設置する方法 – 株式会社火燵(こたつ)

これらは公道での決まりのため、サーキットなどの私有地であれば車外への設置なども可能です。

とはいえ車外への固定は危険が伴うため、十分な安全対策のもと、管理者へ許可を取った上で行いましょう。

カメラが死角になっていないか

基本的にダッシュボード上でのマウントの取り付けは問題ないとされています(スマホホルダーなどもOK)

ただし、死角を作ってはいけないという決まりがあるので、それに従います。

具体的な内容については国土交通省から出ている道路交通法「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2023.6.5】 第183条(運転者席)」に記載があるので確認をしておきましょう。

カメラがきちんと固定されているか

当たり前ですが車は走っていると舗装されている道でも揺れますので、マウントやカメラが簡単に外れないようにしましょう。

事故などのトラブルの元になるだけでなく、大切なカメラにもダメージを与えてしまいます。

また、意外と接着面よりも角度調整のねじが緩んで倒れてしまうなどもありますので、注意してください。

速度の出しすぎや違反に注意

当たり前ですが、交通ルールを厳守しましょう。

Youtubeなどに動画をアップする際は普段よりも特に気を付けるべきです。

購入した機材の紹介や実際に設置してみた

実際に車載動画を撮ってみたので、購入した機材や設置の方法などをまとめてみました。

今回はフロントガラスではなく、ダッシュボードに取り付けています。

カメラ

GoPro Hero10

カメラは中古で購入したGoPro Hero10です。

若干くたびれてる感はありますが、使用には問題なかったです。
まだまだ使えますし、結果的に買って良かった。

最大5.3Kの動画まで撮影可能ですし、手振れ補正も十分
(実際に撮影した動画はYoutubeにアップしてます。「撮影した実際の動画」からどうぞ)

実際に車載動画を撮影してみても揺れはほとんど気になりませんでした。

マウント

UlanziのSC-01カメラサクションカップマウントというのを購入。

Ulanzi SC-01

Amazonでタイムセールだったところをほぼ衝動で購入(笑

これよりも一回り大きく、一眼レフカメラの固定も対応しているSC-02というのもありましたが、GoProしか固定しないと割り切って小さいほうにしました。

吸盤の横棒についているボタンで空気を抜いて圧着させます。

机に固定したみた感じ。空気を抜いているのでしっかり固定されている

ボールジョイントなのでカメラの位置を自由に固定できるのが便利です。

そのままだとダッシュボードに固定できない!?

さっそくダッシュボードに固定だ!と意気込んで車に乗り込んだものの、そのままでは固定できないことが判明。

ヴェゼルのダッシュボードは若干曲面(緩やかなアール)になっており、吸着ボタンを押しても全然空気が抜けず全然張り付かない…。

また、微妙な凹凸の模様が入っていて、おそらくそこからも空気が漏れている…。

ただ、曲面自体はきついカーブではないので、ゲルシートなどでいけないかと思いカー用品店に走りました。

ゲルシートを購入

思いつきでカー用品店に来ましたが、ぴったりな商品がありました。

シールの吸盤貼り付けベースとゲルシート

一方は曲面でもある程度対応できる接着シールタイプのベースと、もう一方は再貼り付け可能なゲルシート

念のため2つ買って、ゲルシートから試してみることにしました。

もう一方はシールなので一回貼ってしまうと再貼り付けが難しいため、できればゲルシートでいけるといいがどうか…。

ゲルシートで固定できた

試してみたのはKashimuraのAT-40。

Kashimura AT-40 交換用大型ゲルシート

カメラマウント用ではないと思いますが、吸盤タイプのスマホホルダーを接着するために使うものなので用途は同じだろうと思い購入しました。

早速ダッシュボードに貼り付けてみます。

ダッシュボードにゲルシートを貼り付け

両面に透明フィルムが貼られているのですが、平面が作れればいいかなと思い、
表面はフィルムを張ったままにしてます。

結果的にこのシートで固定ができました。(もう一個のほうは無駄になってしまった…)

うまく吸着できた。シワがよってますが多分大丈夫そう。

手で力を入れてもビクともせず、きちんと圧着できていて問題なさそうです。

固定した感じ

運転席から見た感じです。

運転席からみた感じ。死角もほぼなく問題なさそう。

とりあえずテスト的に設置してみましたが良い感じです。

ゲルシートなのでマウント本体の位置調整が比較的楽なのも気に入ってます。

また、購入したマウント自体もコンパクトなので、これなら運転にも支障なさそうです。

実際に撮影してみた感想

何度かテスト撮影をしてみて、今回実際にYoutubeに動画をアップしました。

意外と面白く、今後もお出かけのついでに撮影したいと思います。

その中でいくつか気になった点や感想をまとめてみます。

気軽に撮影したいならGoProがオススメ

今回筆者はGoProを選択しましたが、好きなアクションカメラで良いと思います。

実際、カメラとマウントを用意するだけですぐに撮影を行えますし、手軽です。

スマホだと撮影中はスマホが使えないし、一眼レフは重量を加味したセッティングなどが大変そうだなと。

アクションカメラだとアプリを経由してすぐに動画が取り込めるのも良いですね。

GoProは夜景が苦手かも?

夜景はちょっとノイズが乗りやすい?と思いました。

実際1080pだとノイズが目立っていて、思ったより気になります。

あとはエンコードなどの問題もありそうですが、他の方が上げている動画よりちょっと粗さが目立つ結果に。

今度4K60fpsで撮影してどうなるか確認してみたいところです。

動画を見返すと意外な発見が多い

ドライブしていると運転に集中するので意外と景色を見る余裕は無かったりします。

動画を撮影しておけば後で見返した時に新たな発見が見つかったりして意外と楽しいです。

撮影した動画だと冒頭で横浜市内を走っているのですが、ロープウェイが青とオレンジに光って動いているのに後で気付きました。

広角で撮影すると広く景色を撮影できるので、ダイナミックな風景が撮れるのも面白いですよ。

まとめ

実際にGoProを購入して動画を撮影し、Youtubeにアップしてみました。

カメラとマウントがあれば気軽に撮影できますが、設置してはいけない場所があるので気を付けましょう。

基本的にダッシュボードであれば問題ないですが、死角を作らないようにしましょう

また、ダッシュボードにうまく取り付けられなかった場合、ゲルシートなどを使えば固定できる場合もあります。

長時間撮影を行う場合は大容量のSDカードや予備バッテリー(モバイルバッテリーなど)も用意しましょう。

ぜひ車載動画を楽しんでみてほしいです!

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