みなさんは洗車をいつもどうやっていますか?
機械式で時短。コイン洗車場で丁寧に施工。自宅で手軽に。色々あると思います。
私はスプレー洗車機で水洗い、一時停止して手洗いでカーシャンプー、その後すすぎを行っています。
ただ、その場合「シャンプーをスプレー洗車機の時間内に収める」必要があり、間に合わない問題に直面しました。
そんなとき、偶然見つけたのが 「SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機」。
「バッテリー式」「コンパクト」「水栓不要」という条件が揃っていて、まさに「洗車場での予洗い用にピッタリかも?」 と思い、購入してみました。
果たしてこの小型高圧洗浄機は、本当に洗車の役に立つのか?
実際に使ってみて分かった、この製品が合う人合わない人、洗車用として目的を果たせるのか解説します。
- コンパクトで持ち運べる高圧洗浄機を探している方
- 洗車用のガジェットを探している方
- SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機が気になっている方
ぜひ参考にしてみてください!

【購入のきっかけ】洗車機の時間がどうしても足りない!
洗車機の水洗いの時間が足りない問題
普段はコイン洗車場でスプレー洗車機を使っているのですが、コースが以下のような感じになっています。

シャンプーは持参しているので、600円の7分水洗いコース(ロング)。
これは水が出る時間が7分で、一時停止の時間が5分設けられています。

つまり「洗い」と「すすぎ」を7分以内、「シャンプー」は停止中の5分以内に行わなければならない…!
(厳密には一時停止の5分を過ぎると、今度は洗いの時間が消費されていく仕組み)

「ボディだけ」なら何とかなるものの、タイヤはホイール周りなどの細かいパーツが計4か所。
相当素早くやらないと間に合いません。
しかし、焦ってやると汚れが落ち切らない。
すすぎの時間が足りずに細かい隙間に泡が残ったりで面倒なことに。
なので毎回100円を追加して時間を延長してました。
どうにかこれを節約したい!!
「予約できる洗車場」を利用するのも手
実は洗車場によって、利用したい時間で予約できるサービスがあります。
「D-Wash」と呼ばれる洗車場は、ブースを予約することで時間内でゆっくり洗車することが可能!
実際に体験して使い方やメリットをまとめていますので、こちらも参考にしてみてください👇

時間内で終わらせるためにタイヤを予洗いしたい
「5分以内で全てシャンプーするから時間が足りない」
なら「先にタイヤだけ洗っておけばよいのでは?」
という結論に至りました。
シャンプー時間を5分に収めれば、十分にすすぎを行える!
洗い残しも最小限にできるはず!
しかし、タイヤは汚れがつきやすい場所なので、ある程度しっかり洗いたい…。
手押しシャワーでは水圧や水量が不安。かといって洗車場に電源は無い…
最初のころはオートバックスで安売りされてた手押しシャワーで水をかけてました。

ポンプで圧をかけて水を噴射するやつです。水鉄砲みたいな仕組み。
噴射口のダイヤルで気持ち程度範囲を変えられます。
ただ、勢いを強めにして、圧もしっかりかけても、やっぱりちゃんとほこりなどが落とせているか不安…。
また、地味に大きくて邪魔なサイズ感(笑)

シャワーや高圧洗浄機が使いたいなと思うのですが、洗車場には専用の水道や電源がないのがほとんど。
※一部には存在しますが、総じて利用料が高いというのがネック。
電源はポータブル電源でも持ち込めばいいかもですが、水は有料でもらえるバケツ用の水栓があるのみ。
場所によっては無料の水道から水を入れられますが、さすがにそこから水を引くのはNGかも…
偶然見つけた救世主!電源不要の高圧洗浄機!?

「バッテリー式の高圧洗浄機」というのはAmazonで数多く売られています。
ただ、サイズがどれも思ったより大きく、品質的にもどうなのと思っていた矢先。
バイク用品を手掛けるSYGNHOUSEから「SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機」という製品が発売されたというのをネットで偶然見つけました。

SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機は以下の特徴を持った製品です。
- ✅ 取っ手が折りたためてサイズがコンパクト、かつ軽い!
- 👉 持ち運びしやすい!
- ✅ バッテリー式で電源不要
- 👉 電源がない場所でも使える!
- ✅ バケツやペットボトルで給水できる!
- 👉 水道がない場所でも使える!
これだ!と思いヨドバシの通販で即ポチ。
注文時すでに売り切れていて、結局手に入ったのは約2か月後くらいでした。
【結論】パーツ単位の予洗いに使いやすい!タイヤ周りはこれで安心
勢いでポチりましたが、届いていざ使ってみると、用途を絞ればすごく使いやすいです!
タイヤの予洗いで洗車機の時間短縮!洗車代の節約にもなった!
タイヤの予洗いに使うという目論見は成功!
- 手押しシャワーに比べると水圧や水量が段違い!
- 細かい砂ぼこりや土よごれも落ちてそうな安心感
- タイヤを予洗いしたことによって、ボディに使える水洗いの時間が増えた!
結果、安定して7分以内(600円)で洗車が完了できるようになりました!
現地で予洗い用の水を購入するので厳密に90円の節約ですが、チリツモですよね。
パーツの部分洗いにはベストマッチ!ただ、全体洗車には難しいか…?
私はタイヤの予洗いというピンポイントの使い方に限定しています。
(あとはちょっとした汚れとか洗い残しくらい)
- ✅ 水の放出範囲が狭く、広い面は時間がかかる
- 👉 逆にパーツ単位での狭い範囲であれば、十分な洗浄が可能!
- ✅ コンパクトな故、水量や水圧は他の高圧洗浄機に比べると抑えめ
- 👉 取り回ししやすく持ち運びが楽なので、どこにでも持っていける!
- ✅ 長時間の使用には不向き
- 👉 短時間であれば、節水にもなり十分使える!
もちろん、クルマの洗車用にも使えるという記載がある通り、洗車用のパーツも付属してます。
ただ、クルマは洗う面積が広いので、「SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機」では水量的にちょっと大変です。
コンパクトで扱いやすい一方、水量・水圧では限界を感じました。
まったくできない。ということはないですが、時間も水を相当かかります。
電源式の高圧洗浄機のようなパワフルな水量を求めると後悔するかも…。
また、バッテリー式なので常に充電切れの問題もつきまとう。
バッテリーが交換できないので再充電に時間がかかるのも不満点。
電源や水道がとれる場所では素直に電源式の高圧洗浄機をオススメします。
ここを期待すると後悔するかも?
- ❌ 広い面の掃除
- ❌ これぞ「高圧洗浄機」というようなパワフルな水量
- ❌ 電源式にも負けない水圧
- ❌ ペットボトル給水のみで長時間の使用
- 👉 2Lペットボトルは重くて片手で扱えず、せっかくの軽さが活かせない。
- 👉 水の減りは思ったより早く、ちょっとした清掃が限界。
(スペックを後述してますが、2Lペットボトルが強では1分くらいしか持たない)
広い面の洗浄や、がっつり掃除したい!というニーズにはちょっと厳しいなぁという印象です。
こんな人にはオススメ!掃除や自転車の洗車も◎
- ✅ パーツ単位などの部分的な洗浄に使いたい!
- ✅ 自転車やバイクなどのあまり大きくないものを洗いたい!
- ✅ 水源や電源が取れない場所で手軽なお掃除に使いたい!
- 👉 ベランダやサッシの掃除などは便利です(ベランダ一面はちょっと面倒かも)
- 👉 花壇の水やりにも◎
ちょっとしたお掃除や、自転車・バイクなどの洗車にはベストマッチします!
SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機の基本情報!電源式との違いは?
基本スペックと同梱品をチェック!

箱の中には以下のものが入っていました。
- 洗浄機本体
- ジェットノズル
- バケツ用の給水ホース(5m)
- ホースクリップ
- ペットボトル用のコネクター
- 洗車用の洗浄タンクキット
- 充電コード(USB Type-C)
- 説明書
電源式の高圧洗浄機とスペック比較
せっかくなので、「SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機」がどれほどの能力か、
手持ちの電源式の高圧洗浄機と比べてみることにしました!
比較したのは京セラの「AJP-1310」
エントリーモデルなので値段は\10,000ほどで、SPICERRよりちょっとお安め。

公式のスペックで比較してみます!
![]() SPICERR (SWU-1) | ![]() AJP-1310 | |
|---|---|---|
| 吐出圧力 (MPa) | 強:1 中:0.7 弱:0.5 | 7 |
| 吐出水量 (L/min) | 強: 約 2.17 中: 約 1.83 弱: 約 1.50 ※L/minで再計算 | 5 |
| 給水方式 | ホース(水道接続不可) ペットボトル | 水道 |
| 電源 | リチウムイオン電池 (3000mAh) | 単相100V |
| 消費電力 (W) | 100 (モーター出力) | 1,200 |
| 使用時間(分) | 14分(強:0°ノズル)〜 30分(弱:シャワーノズル) | – |
| 質量 | 800g(本体) | 6.2kg |
| サイズ | 約W176×H104×D68mm (折りたたみ時) 約W176×H181×D68mm (使用時) | W387×H404×D221 mm |
| 防水性能 | IPX5相当 | 記載なし |
| 作動音量(1m) | 70dB | 記載なし |
※公式サイトや取扱説明書に記載されている仕様から抜粋して、一部単位などを書き直しています。
水圧の差、なんと7倍(笑)。
やはり、バッテリー式に電源式のようなパワフルさを求めるのは少々酷だということが分かります。
(SPICERRはコンパクトさが売りの一つなので、これは仕方ない…)
給水は2種!実際の放水の様子や予洗い時の水の減り

先に書いていましたが、給水の方法は二種類で
- バケツなどに水を貯めて給水
- ペットボトル用の給水ホースを使って給水
上記の2択です。
蛇口に繋ぐ給水はできません。(説明書にも記載あり)
また、実際の予洗い中の様子を動画にしてみました。

洗いは4.0°(放出する角度。0°が一直線に飛ぶ)
洗剤を落とす際には「4.0°」で全体を流したあと、入り込んでいる洗剤を押し流すために「シャワー」で使っています。
初めてネックマウントにGoProを付けて撮影してみましたが、見辛いアングルになっていてすみません。
使い慣れてない感じがすごい(笑)
タイヤ4本分の洗い→すすぎをやった際の水の減りが以下の画像。

だいたいバケツ半分くらいで、約3Lほど消費しています。
ペットボトル給水の注意点
公式の説明書には「2Lのペットボトル推奨」と記載されています。
これは水の量もありますが、500mlではホースが入りきらず蓋がしまりません。
1Lのペットボトルでも結構ギリギリ。
接続できる2Lのペットボトルがなかったので1Lのペットボトルで。

また、ペットボトルの口も付けられるものと付けられないものがあります。
2Lのお水のような「キャップが薄いもの」はつけられないため注意です。

また、公式のマニュアルでは
ボトル外径 27.5mm / ボトル口径 25.0mm
SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機 マニュアル(https://sygnhouse.jp/support/manual/)より
以外の場合取付できない場合があります。
と記載がありますので、ご注意を。
使ってみて感じたメリットとデメリット
これは良い!と感じたメリット3つ
- ✅ バッテリー式でコンパクト!持ち運びしやすく準備も楽
- ✅ 電源式よりも音が静かで使いやすい
- ✅ 水源が不要!使いやすい2種類の給水
【メリットその①】バッテリー式でコンパクト!持ち運びしやすく準備も楽
公式のスペックだと本体重量が800g!
取っ手を折りたたむことでより省スペースになります。
私は手提げタイプの洗濯ネットにすべて詰め込んでます!(笑)

画像はMサイズです。
洗濯ネットなので水濡れOKだし、サッと持ち出せて便利です。
また、電源タイプは準備が大変…。
- 本体を出す
- 高圧ホースと本体を接続
- ホースを蛇口につなぎ、本体に接続
- 本体をコンセントに繋ぎ、スイッチON
- トリガーを引く
一方、SPICERRは以下の手順
- 取っ手を引き出す
- 給水ホースをつなぐ
- トリガーを引くとスイッチON
素早く操作ができるのは強み!
【メリットその②】電源式よりも音が静かで使いやすい
SPICERRの公式スペック上だと70dBと記載されています。
70dbの音は掃除機以外に、下記のようなものがあります。
- 高速走行中の自動車内
- 騒々しい事務所の中
- にぎやかな街頭
- セミの鳴き声(2m)
- やかんの沸騰音(1m)
どれも1mほどの距離で、大声でようやく会話ができるぐらいの音です。
70デシベル(db)はどのくらいの音?実は作業効率を上げるって本当?(https://mute-place.com/blogs/bouon/70db?srsltid=AfmBOopjR0I3B0gplRYDwUpSuNQb-NAEbvYhqGCbHZaC_cBS7I1yMscV)より
数値上だとすごくうるさそうですが、使っている感じここまでかなぁという印象。
※あくまで個人の意見です。
とはいえ電源式はこれよりさらにうるさい!
最近は静音タイプも増えているようですが、あくまで「電源式の中では比較的」音が静かという印象。
(以前、別メーカーの静音タイプを使ったことがありますが、それでもマンションのベランダでは厳しかったです)
SPICERRであれば、マンションなどのベランダ掃除にも気兼ねなく使えます。
とはいえ、それなりに音がでるので、時間帯は考えたほうが無難です。
(また、広い面の掃除は少し大変)
【メリットその③】水源が不要!使いやすい2種類の給水
バケツとペットボトルでの給水に対応しており、水源がいらないためどこでも使えます!
ペットボトル給水は便利ですが、あくまでちょっとした汚れ落としくらいと考えたほうが◎
以下のような用途に使ってます。
- ✅ 鳥の糞の掃除
- ✅ 自転車の洗車
- ✅ 花壇の水やり
実際に汚れ落ちはどんなものなのか動画にしました!
テストとして室外機についた「砂汚れ」を落としている様子。

1Lのペットボトルでかつ噴射口4.0°でチャレンジ。
やはり水が足らず少し汚れは残ってしまいました。
ただ、これくらいの汚れなら
- ✅ バケツ給水にする
- ✅ 2.0°や0°で集中的に当てる
上記の方法で十分落とせます!
参考になればと!
微妙だなと感じたデメリット3つ
- ❌ 広範囲への洗浄には時間がかかる
- ❌ 水量が多い分、大量の水が必要
- ❌ バッテリー式による水圧や動作時間の限界
【デメリットその①】広範囲への洗浄には時間がかかる
水圧や水量は電源式よりも劣るため、広範囲の汚れを一気に洗い流すような使い方は難しいです。
広い面を洗うために時間が必要な分、給水の問題も発生します!
大容量のバケツを使うか、何度も給水するか…。
そもそもバッテリーにより長時間の利用には向いていないのもネック。
【デメリットその②】水量が多い分、大量の水が必要
ペットボトル給水は即水切れを起こすのでピンポイントの洗いしか向かないです。
また、公式では「2Lペットボトル推奨」と記載があります。
以下は1Lのペットボトルに装着しようとしている画像。
2L用に作られているためか、結構押し込んでギリギリ収まりました。

ホースはクセがつけられますが、ちょい固めの素材です。
500mlはさすがに厳しかったです。
1Lではすぐに水切れを起こすので、500mlをつけるメリットはあまりないですが…。
バケツ給水もそれなりに洗うのであれば大容量のバケツが必要です。
【デメリットその③】バッテリー式による水圧や動作時間の限界
電源式のようなパワフルさを求めることは厳しいです。
また、バッテリーで動く以上、どうしても電池切れの問題がつきまといます。
動作時間もスペック上では「強で14分程度」です。
フル充電には4時間かかる上に、バッテリーは内蔵で取り外せません。
バッテリー交換ができるならサブバッテリーを用意するという手もありますが、こちらは出来ない…。
電源も水も長時間の利用には向いていないのがネック。
コンパクトさが売りの製品なので、あくまでサブ機として使うのがオススメ。
誰でもプロになれるカーケアブランド「ながら洗車」まとめ
「SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機」がどういった製品で、向き不向きがあるか解説しました!
再度整理して、どういった使い方があっているのか、マッチする人しない人をまとめました。
SPICERR ポケッタブル高圧洗浄機は買い?
個人的には「タイヤの予洗い用」として十分満足してます!
ただ、人によっては色々と惜しい商品かも。
同じバッテリー式でも、水圧がこの製品よりも強いものがあります。
純粋に電源がない場所で使いたいという場合はそっちでも良いかも。
ただ、やはりこのサイズ感は強みになると思います。
「水道や電源がとれない場所で、ピンポイントの洗浄をしたい」という人には最適かと思います!
オススメできない人
- ❌ 家の壁一面や車全体など、広い面をガッツリ洗浄したいと思っている人
- ❌ 電源式のようなパワフルな水量・水圧を求めている人
- ❌ 長時間の利用がしたい人
- 👉 水は大容量のバケツでまかなうか、何度も給水が必要
- 👉 バッテリーは14分(強モードで0°放水の場合)程度が限界。交換も不可
- ❌ ペットボトル給水で片手で扱いつつ、掃除をしたいと思っている人
- 👉 2Lサイズのペットボトルじゃないと接続が難しい…
- 👉 単純に2kg増になるので、使えば軽くなるものの、片手で扱うには重いかも
「広い面の掃除」「頑固な汚れをこそぎ落とすパワー」が必要な場合は、電源式の高圧洗浄機を導入がオススメです。
オススメな人・オススメな使い方
- ✅ マンションなどの集合住宅などで、ベランダを洗いたいが音が気になる人
- 👉 音はそれなりに出るので、時間帯には気を付けたほうが◎
- ✅ 洗車場などの水道や電源がない場所で、事前にパーツ単位で洗車しておきたい人
- 👉 全体洗いも不可能ではないが、時間や水の用意が必要
- ✅ 自転車やバイクを洗いたい人
- 👉 クルマよりも小さいので、ある程度のバケツがあれば十分!
- ✅ コンパクトで持ち運べる高圧洗浄機を探している人
- 👉 このサイズ感は強み!
ぜひ良いなと思ったら導入してみてください!
では!



