1万円以下の中古スマホで車載動画は撮れる?Galaxy S8で実際に撮ってみた結果とは

「車載動画を撮ってみたいけど、いきなり高いカメラや機材を揃えるのはちょっと…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

GoProといったアクションカメラも、最新モデルでは数万円以上します。
それからマウントなどを用意すると更にコストが膨らんできますね。

「もっと手軽に、まずは気軽に試せたらいいのに」とふと考えたのが、1万円以下の型落ちの中古スマホで車載動画は撮れるのだろうか?でした。

そこで、実際に中古スマホを購入して試してみました!

使用したのは、2017年製のGalaxy S8(フリマアプリで6,500円)です。
この記事ではそのスマホを使って撮影してみた結果や、メリット・デメリット、必要なアイテムや注意点まで詳しくご紹介します。

「高価な機材がなくても、工夫次第で車載動画は楽しめるかも!?」
そんな気づきにつながると嬉しいです。

本記事は下記の方に向けた内容になります!

この記事は以下の方向け
  • 車載動画を始めてみたいけど、まずはあまりお金をかけずに始めてみたい方
  • 使っていない古いスマホで試してみようと考えている方
  • 中古スマホのカメラ性能でどこまで撮れるか知りたい方
  • 安価な機材でどこまでできるか検証してみたい方

ぜひ参考にしてみてください!

目次

今回使用したスマホ「Galaxy S8」の基本情報

今回、車載動画の撮影に使用したのは サムスンのGalaxy S8(2017年製) です。

購入価格と状態

こちらのGalaxy S8の購入先はフリマアプリ(ラクマ)で、価格は6,500円でした。
当時は新品で90,720円とのこと。

バッテリーの持ちは多少劣化しているものの、全体的には綺麗で傷も少なく、動画撮影には十分使えるコンディションだと判断しました。
バッテリー性能も80%以上で問題なさそう👇

GalaxyS8のバッテリー確認画面

中古での価格帯としては、大体6000~10,000円前後で出回っているため、「とりあえず試してみたい」という方にはちょうどよい選択肢かなと。
(6500円は少し抑えめの値段感です)

Galaxy S8のカメラスペックと撮影機能

2017年当時のフラッグシップモデルですので、(当時としては)カメラ性能はかなり頑張っていると思います。
撮影スペックは以下のような感じ。

Galaxy S8のスペック
  • メインカメラ:1200万画素(F1.7)
  • 光学手ぶれ補正(OIS)対応
  • 動画撮影:最大4K(30fps)対応
  • フルHD(1080p)では60fpsにも対応
  • オートHDR、デュアルピクセルAF搭載

手振れ補正はOISとEIS両方に対応しています。
OISがセンサー自体が内部で動くのに対し、EISは手振れをデジタル的に補正する技術のこと。

手振れ補正は車載のような振動が多い環境でもブレを軽減してくれるため、車載動画の撮影では必須機能です。
性能はどうあれ手振れ補正があるのは注目すべきだと思います。

ただし注意点として、バッテリーの劣化長時間撮影による発熱は避けられないため、長回しを想定する場合はモバイルバッテリーや冷却対策も視野に入れる必要があります。

【動画あり】実際にGalaxy S8で車載動画を撮ってみた

早速、マウントに固定して撮影してみました。
日中と夜で撮影しています。

動画全編はこちらから👇

YouTube player

標準のカメラアプリを使用して撮影しています。
編集などは最小限で、素の状態にしています。

昼間の走行映像をチェック

[動画では開始~1分4秒あたりまで]

まずは天候の良い昼間に撮影した映像です。
光がしっかりある環境では結構綺麗に撮れていると思います。

昼間のスクリーンショット(解像度を半分にしています)

✅ 解像感は十分で4K画質もそこそこ綺麗
✅ 色味もナチュラルで派手すぎない
✅ OISのおかげで大きなブレは抑えられているが、ブレは残っている

しかし、手振れについては補正である程度軽減はできているものの、iPhone14のアクションモードやGoProのHyperSmoothに比べてしまうと厳しい印象ですね。

完全に滑らかな映像を求めるなら、GoProなどの高性能な手ぶれ補正が必要になってくると思います。

夜間の撮影

[動画では1分5秒~最後まで]

次は、夜間の撮影を確認してみます。

夜間のスクリーンショット(解像度は半分にしています)

結果から言うと、夜間撮影では限界が見えるというのが正直なところでした。

⚠️ ノイズがかなり増える
⚠️ 対向車のライトで白飛びしやすい
⚠️ 明るい部分と暗い部分のコントラスト処理が甘い

この世代のスマホではこれが限界かなぁと…。
4Kにしてもわずかに輪郭がくっきりするだけで「綺麗」という印象にはならないです。

因みにセンサーサイズがざっくり倍になっているiPhone14Proで撮影した場合は、以下のような感じです。

iPhoneで夜間の動画撮影した際のスクリーンショット画像

ノイズが抑えられており階調もよく出ています。
数年のギャップかつ更に数万円の価格差はあるものの、ここまで差がでるのも驚きですね。

撮影時の注意点:発熱・保存容量・操作性

撮影時に気づいた注意点もいくつかありました。

  • ⚠️発熱問題:真夏の昼間や長時間撮影ではスマホがかなり熱を持ち、途中で自動停止するリスクがあります。
    冷却グッズの活用や、録画時間を区切る工夫が必要です。
  • ⚠️保存容量:Galaxy S8の内蔵ストレージは64GB。4Kや1080p60fpsで撮ると、1時間で数GB単位の容量を使うため、空き容量の管理は必須です。
  • ⚠️操作性:撮影中は運転中とのこともあり操作ができません。バッテリー残量やきちんと録画ができているかは撮影前に必ずチェックしておきましょう。

Galaxy S8で感じたメリット・デメリット

実際に安い中古スマホ(Galaxy S8)で車載動画を撮影してみたことで感じた、良かった点と不便に感じた点をまとめました!

メリット3つ
  • 導入コストが安い
  • 気軽に始められる
  • 昼間の画質であれば十分実用範囲内
デメリット3つ
  • 長時間の撮影には向かない
  • 手振れ補正に限界がある
  • 夜間の撮影はかなり厳しい

ひとつずつ見ていきます。

メリットその①:導入コストが安い

今回購入したスマホとマウント、マウント接着用のゲルシートは1万円ちょっとで揃います。

  • フリマアプリで6,500円と格安で手に入った
  • スマホホルダー(マウント)さえあればすぐ撮影開始できる
  • 標準カメラアプリでもそれなりに撮れる

手持ちのスマホを使っても撮影自体は可能です。
ただ、撮影中は操作ができないなどの不便もあるため、こういったサブ機があれば便利です。
(安いので万が一のことがあってもダメージは少なく済みます)

「とりあえず試してみたい」「自分に合うか確認したい」という初心者には最適な入り口と言えるでしょう。

メリットその②:気軽に始められる

スマホなら操作方法も馴染みがあり、専用アプリを使わずに標準カメラで録画できるのが強みです。

スマホに対応したマウントを取り付けるだけで撮影準備が整うため、特別な準備や設定が不要
すぐにでも動画撮影が始められます。

余計な学習コストがかからないので、初めての人にも最適です!

メリットその③:昼間の画質は十分実用的

Galaxy S8は光学手ぶれ補正(OIS)とF1.7の明るいレンズを搭載しており、昼間のように明るい環境ではかなり鮮明で自然な映像が撮れています。

今回は30fps固定で撮影しましたが、1080pであれば60fpsでの撮影も可能なため、
SNSやYouTubeにアップしても十分見られるクオリティを確保できます。

デメリットその①:長時間の撮影には向かない

スマホに限らず、長時間の撮影では発熱による動作不良のリスクが高まります。

  • 4K撮影などの高負荷による発熱
  • 直射日光などの熱
  • 給電しながらの使用によるバッテリーの発熱

様々な環境に対応したアクションカメラでも、熱によって動作が停止してしまうほど…。

スマホにとっては故障する可能性も高まる過酷な使用環境となるため、対策は十分に行う必要があります。

デメリットその②:手ぶれ補正には限界も

Galaxy S8は光学手ぶれ補正(OIS)を搭載しており、EISにも対応していてある程度の補正が効きます。
ただし、手ぶれ補正といってもアクションカメラのような強力な安定性はありません

  • 細かな振動や段差の衝撃は映像にそのまま出やすい
  • 車種や路面状況によっては、映像酔いしやすくなる

編集ソフトを用いて後処理で補正をかければもう少しマシになるかもしれません。

ただ、カメラだけで「スムーズな映像美」を求める方には物足りなさを感じると思います。

デメリットその③:夜間や逆光に弱い

2017年当時のスマホとしては優れた性能を持つGalaxy S8でも、暗所性能は最新モデルには劣ります。

特に夜間では目に見えてノイズが増えており、光源も広く飛んでおり外観が判別しづらいです。
撮影内容が記録メインであれば許容範囲ですが、映像美を重視する人には不向きです。

撮影に使ったアイテムとセッティング紹介

車載動画の撮影をより快適に、トラブルなく行うためには補助アイテムの活用が重要です。

ここでは、実際に使用したアイテムと設置方法をご紹介します。

スマホホルダー(車載マウント)

撮影には、サクションカップマウントを使用しました。吸盤式で強力に固定でき、角度調整もスムーズにできるタイプを選ぶことで、映像のブレやズレを最小限に抑えられます。

iPhoneをマウントに固定してダッシュボード上に設置した画像
装着しているのはiPhoneですが、同じマウントを使えます

ゲルシート

マウントとダッシュボードの間に敷いているシートです。
ヴェゼルのダッシュボードは少し勾配があり、表面の凹凸もあってそのままではマウントが固定できませんでした。

こちらを挟むことで隙間をなくし吸着性を高めます。

撮影アプリ・録画方法

今回はGalaxy S8の標準カメラアプリを使用しましたが、設定変更で画質の調整を行いました。

  • 撮影解像度:1080p(30fps)/ 4K(30fps)
  • 手ぶれ補正:オン
  • 保存先:内部ストレージ

サードパーティ製のアプリ(Open Cameraなど)を使えばより細かい設定(ISOやAFの調整)も可能ですが、まずは標準カメラで十分だと感じました。

Open Camera

Open Camera

Mark Harman無料posted withアプリーチ

FAQ

よくある疑問点をまとめました。

GoProとスマホ、どちらが初心者向きですか?

初心者が「気軽に試す」ならスマホ、「本格的に続ける」ならGoProがおすすめです。

スマホ(特に中古端末)は初期投資が少なく、操作を覚える必要がほとんどありません。
一方で、安定した高画質や手ぶれ補正、長時間撮影といった面ではGoProに軍配が上がります。
「まずはやってみたい」という段階ではスマホで十分。
その後にステップアップとしてGoProを検討するのがおすすめです。

スマホで車載動画を撮るときの注意点はありますか?

発熱・振動・設置位置に注意が必要です。

車内は直射日光や高温の影響でスマホが熱を持ちやすく、特に夏場の昼間は発熱による動作不良のリスクがあります。
また、路面の振動によって映像がブレやすくなるため、しっかりとしたホルダーの使用が必須です。

車載動画用に最低限揃えたいアイテムは何ですか?

スマホ用のマウント、モバイルバッテリー、冷却対策アイテムの3点はあると安心です。

まずはしっかりと固定できるマウントが必須。
吸盤式やエアコン吹き出し口タイプなど、安定性と角度調整のしやすさで選びましょう。
次に、録画中の電池切れ対策としてモバイルバッテリーを用意。
夏場の発熱対策には小型ファンや日よけフィルムなどの冷却グッズもあると便利です。

車載動画の保存にはSDカードが必要ですか?

Galaxy S8のようにSDカードに対応していれば、保存用にあると便利です。

内蔵ストレージだけでも撮影は可能ですが、高画質(1080p60fpsや4K)で録画すると容量を大きく消費します。
Galaxy S8はmicroSDカードに対応しているため、録画ファイルをSDカードに保存することで、本体容量を圧迫せずに済みます。
特に長時間撮影をする場合は、64GB〜128GB程度のSDカードを用意しておくと安心です。

中古スマホの選び方で注意すべきポイントはありますか?

バッテリーの状態とカメラ性能、OSのバージョンは事前にチェックしましょう。

中古スマホで車載動画を撮るなら、カメラの手ぶれ補正(OISやEIS)機能があるかどうかが大きなポイントです。
また、古すぎる機種はOSのアップデートが止まっており、録画アプリが使えないケースもあります。
さらに、バッテリーが劣化していると長時間撮影が難しくなるため、バッテリー寿命をチェックすると安心です。

まとめ:使い方次第で中古スマホでも十分楽しめる!でも…

「車載動画を始めてみたいけど、高い機材を揃えるのはちょっと…」

そんな方にとって、中古スマホをサクッと買って気軽に試してみるというのはアリだと思います。

今回使用したGalaxy S8は中古で6,500円という価格ながらも、昼間の撮影では十分に綺麗な映像が残せます

もちろん、夜間や長時間の撮影、激しい揺れに対する耐性など、GoProのような専門機材には及ばない部分も多くあります。ですが、

  • 「まずはやってみたい」
  • 「続けられるか分からないから試したい」
  • 「撮る楽しさを知ってから、次のステップを考えたい」

という方にとっては、はじめの一歩としていかがでしょうか?

やはり型落ちでも良いのでアクションカメラがオススメ

1万円以下の中古スマホでもある程度楽しむことは可能ですが、できるならもう少し予算を足して中古のアクションカメラの購入をオススメします!

以下の記事では私が実際に撮影した車載動画や、使っているGoProなどの機材を紹介しています。
良かったらチェックしてみてください👇

まずは無理のない範囲で気軽に楽しみましょう!

では!

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