【車載動画】カメラに手振れ補正が無いと駄目?編集でどうにかなるのか試してみた!

以前、マウントさえあればスマホでも気軽に車載動画が撮影できる記事を公開しました!

その際に「ただし手ぶれ機能は必須!」とお伝えしました。
車の振動がカメラに伝わってしまうので、この手ぶれ補正が無いと見辛い動画になってしまいます。

「車載動画を撮ってみたいけど、手持ちのカメラに手振れ補正がついてない…」
「手ぶれ補正がないとドライブの動画は楽しめない?」

もしかしたら編集ソフトの手振れ補正を試すことで、ある程度カバーできるかも!
そんな可能性を探ってみました。

この記事では、あえて手振れ補正をオフにして撮影した車載動画に対して、
無料ソフトと有料ソフトそれぞれでどこまで補正できるかを実験的に試しています。

「まずは気軽に始めてみたい!」という方にも参考になると思いますので、ぜひチェックしてみてください。

本記事は上記の(疑問点を持つ、悩みを持つ)方に向けた内容になります!

この記事は以下の方向け
  • 手振れ補正なしのカメラでも車載動画が撮れるか気になる
  • 編集ソフトでどこまでブレを直せるのか知りたい
  • カメラの性能に関係なく、気軽に車載動画を始めてみたい
  • 初心者に必要な道具や編集方法を知りたい

ぜひ参考にしてみてください!

目次

手振れ補正がないカメラで車載動画は撮れるのか?

そもそも手振れ補正ってなに?

動画を撮影しているとき、ちょっとした揺れや振動で映像がブレてしまうことってありますよね。
その「ブレ」を軽減してくれるのが“手振れ補正”という機能です。

手振れ補正には大きく分けて2種類あります。

手ぶれ補正の種類
  • 光学式手ぶれ補正
    • 👉 レンズやセンサーを物理的に動かしてブレを吸収する
  • 電子式手ぶれ補正
    • 👉 映像を内部で加工してブレを抑える

どちらも一長一短ありますが、最近のアクションカメラやスマホに搭載されているのは主に電子式。
高機能なカメラでは光学式と電子式を併用するハイブリッド型も増えています。

最近のiPhoneなどのスマートフォンでも光学式を採用するモデルもあります。

つまり、「手振れ補正がない」というのは、こうしたブレ防止機能がカメラ側に備わっていない状態
特に車載動画のように車の振動をそのまま拾いやすい環境では、補正なしだと映像が激しく揺れてしまい見辛くなってしまいます。

なぜあえて補正なしで撮影したのか

最近ではGoProのような高性能なカメラも手頃な価格で手に入るようになってきましたが、
「いきなり機材にお金をかけるのはちょっと…」という方も多いはず。

また、撮影時に手ぶれ補正を切ってしまっていたり、設定を誤ってイメージと違った…なんてこともあるかと思います。

最近は、無料・有料問わず編集ソフトの機能も進化していることもあり、
手振れ補正がないカメラでも後処理でなんとかなるのでは?と。

なので実際に手振れ補正なしの状態で車載動画を撮影し、複数の編集ツールを使って補正した結果を比較しながらまとめてみました。

「今ある機材で、まずは気軽に始めたい!」という方の参考になれば嬉しいです。

補正なしの車載動画ってどんな感じ?

撮影に使った機材と条件

使用した機材
  • カメラ
    • iPhone14 Pro
  • マウント
    • Ulanzi SC-01
  • モバイルバッテリー
    • Anker Power Bank

スマホを用いた機材の詳細は以下の記事で細かく解説しています!

今回は、機材に手振れ補正がない環境にするため、あえてiPhone14 Proの手ぶれ補正を切った状態で撮影しました。

カメラはダッシュボードにサクションカップマウントで設置。

道路は比較的整備された舗装路(一般道)で、住宅地のため30〜40km/hでの走行です。
極端な段差や悪路は避けています。

また、撮影時のフレームレートは30fpsに設定。
あえてブレが強く出る設定で試してみます。

つまり「手振れ補正なし」「日常的な運転環境」「標準的な設置方法」という、
簡単に再現しやすい条件での撮影です。

補正ナシ映像はどれくらい揺れる?

まずは今回検証に使用する、手ぶれ未補正での映像👇

後述の編集による手振れ補正は、30fpsの動画で行っています。

YouTube player

フレームレートの違いによる手ぶれ感の印象を比較してみました。

比較した場所は少し違いますが、撮影は同じ条件です。
少し分かりにくいですが、60fpsだと30fpsよりもコマ数が増えることで滑らかになり、ブレ自体もわずかに穏やかになっています。

ただスムーズになる分、映像の速度感は薄れてしまいますし、ブレも完全に消えるわけではないです。
ちょっとボヤけた印象になってしまうかなーと。

ですので、動画をしっかり記録として残したい場合や、見やすさ・クオリティを求めるなら、
やはり補正があるに越したことはないなと思います。

それらをふまえた上で、次は実際に編集ソフトでどこまで補正できるのか?を試していきます。

【結果】手振れ補正は編集でどこまで直せる?

今回の主題です!
以下の動画でそれぞれのツールでの補正結果をまとめましたので是非ご覧ください!👇

YouTube player

今回使った4つの編集ツール

撮影したブレありの映像に対して、今回は以下の4つの編集ソフト・アプリを使って手振れ補正を試してみました。

ツール名種類特徴
Premiere Pro有料ソフト(PC)高機能で映画やCMでも使われるプロ向けソフト。細かい調整が可能。
DaVinci Resolve無料ソフト(PC)ほとんどの機能を無料で使える。プロにも愛用者多数。手振れ補正も搭載。
CapCut(有料版)有料アプリ(スマホ)手軽に編集できるスマホアプリ(PC版もあり)AI機能も搭載。
Emulsio無料アプリ(iOS)撮った動画を自動補正できるシンプルなアプリ。操作が簡単。

「初心者でも使いやすいこと」と、「スマホ派・PC派のどちらにも選択肢があること」を重視しました。

たとえば、「普段からスマホで動画を撮って編集したい」という人にはアプリ系が合っていますし、
「じっくり編集して仕上げたい」という人にはPCソフトのほうが向いています。

このあと、それぞれのツールでどれくらいブレを抑えられたのか、
実際の補正結果を比べながらレビューしていきます。

編集ソフト・アプリ別に補正結果を検証!

4つの編集ソフトとアプリを用いて、補正をかけた結果を見てみます。

結果の動画については「【結果】手振れ補正は編集でどこまで直せる?」にて確認できます!

① Premiere Pro(有料ソフト)

まずは定番の動画編集ソフト、Premiere Proで手振れ補正をかけてみました。[0:38~]

デフォルト設定のまま試してみたところ、明らかに揺れが軽減され、見やすい映像に変化しています。
全体的になめらかに補正されていて、もともと手振れがある動画とは思えないほどです。

ただし、画面の一部が少しズームされたように見える(トリミングされる)点は注意が必要です。
また、補正のために動画を解析するため、長時間の撮影だとより時間がかかってしまいます。

有料ですが、仕上がり重視の人や本格的に車載動画を編集したい人にはオススメのツールです!

② DaVinci Resolve(無料ソフト)

続いては、DaVinci Resolve。[0:55~]
プロの現場でも利用される本格的な編集ソフトですが、手振れ補正含む基本機能は無料で使えます!

手振れ補正は「スタビライゼーション」機能として搭載されていて、使い方もそこまで難しくありません。

補正の結果はというと、全体的にブレが抑えられているものの、動画の途中途中で「わずかに画面が歪む」ような感じになりました。

Premiere Proよりわずかに補正の精度が劣るものの、無料でここまでできれば十分使えるレベルです!

コスパを重視したい人や、初めて編集ソフトに挑戦する人にもおすすめです!

③ CapCut(有料アプリ)

次は、スマホでの編集に特化したアプリのCapCutを使って手振れ補正を試してみました。[1:11~]

アプリ自体は無料ですが、手ぶれ補正はPro版の有料機能のため、有料アプリの枠としました。

CapCut - 動画編集アプリ

CapCut – 動画編集アプリ

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補正機能は「手振れ補正」という機能があり、数タップで適用をできます。
処理も比較的速く、スマホだけで完結する手軽さは大きな魅力です。

補正の結果はというと、あまり思ったような効果は見られず。
細かなブレのノイズは残ったまま、途中途中で妙なズームが入っています。
ボンネットのフチが分かりやすいと思います。

補正の結果は微妙でしたが、編集初心者にも扱いやすく、UIも直感的なので、編集作業を気軽に始めたい人におすすめです。

④ Emulsio(無料アプリ)

最後は、iPhoneユーザー向けの補正アプリ Emulsio を使ってみました。[1:28~]
App Storeで無料ダウンロードでき、撮った動画を読み込むだけで自動的に補正処理をしてくれます。

Emulsio 4 › ビデオスタビライザー(4K/HDR)

Emulsio 4 › ビデオスタビライザー(4K/HDR)

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基本的に無料で使用できますが、4Kでの出力は有料版が必要です。
今回は最大解像度のFHDで出力し、別ソフトで編集しました。

操作自体はシンプルで、補正の種類とスライダーで補正の強さを調整するだけ。

肝心の補正効果については環境が良くなかったのか、補正前よりも動きが激しくなってしまいました。
設定を色々触ったものの思ったような効果は得られず…。これではちょっと使えないかなと。

※今回はあくまで無料アプリの枠で紹介しているので、有料版では試していません。

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補正ツールを比較してみた|どれが一番おすすめ?

補正効果・操作性・コスパで4ツールを比較

ここまで紹介した4つのツールを、「補正の効果」「使いやすさ」「コスパ」の3つの視点でまとめてみました。

スクロールできます
ツール名補正効果操作のしやすさコスパおすすめ度
Premiere Pro
DaVinci Resolve
CapCut
Emulsio
ツールの比較表

それぞれ特徴があるので、目的やスタイルに応じて使い分けるのがおすすめです。

たとえば…
  • とにかく高品質で仕上げたい
    • 👉 Premiere Pro
  • 無料で本格編集を始めたい
    • 👉 DaVinci Resolve
  • スマホだけでサクッと編集したい
    • 👉 CapCut
  • まずは簡単に試してみたい
    • 👉 Emulsio

自分が動画編集にどれくらい時間をかけられるか、どのくらいの仕上がりを目指したいかを考えて、
ツール選びの参考にしてみてくださいね。

結論|編集での補正もできるけど、最初から補正付きがラク

編集はやはり手間!撮影時点で補正されてるとかなり快適

今回いろいろなツールで手振れ補正を試してみて感じたのは、
「編集で補正することは可能だけど、やっぱり手間はかかる」ということでした。

たとえば、補正をかけるだけでも

  • 処理に時間がかかる
    • 補正のために解析する時間が必要
  • 補正のために自動的にトリミングされる
    • 画像を一部切り取って補正するため、少し小さくなる
  • ツールの使い方に慣れる必要がある
    • 操作自体はそこまで複雑でないものの、ラーニングコストがかかる

その点、撮影時点で手振れ補正がしっかり効いていれば、素材のまま使えることも多くて編集が圧倒的にラクです。

実際に私自身も「後処理は手間だな…」と思ってしまいました。
特に補正のためにトリミングされている分、オリジナルよりも少しだけ解像度が落ちてしまいます。

車載動画を継続的に撮っていきたい人には、カメラの時点でブレを抑えてくれる機種を選ぶのがオススメです。

手振れ補正付きでおすすめのカメラ

車載動画をこれから本格的に始めたい方に向けて、手振れ補正付きのおすすめカメラも少しご紹介します。

カメラのオススメ(一例)
  • GoPro HERO シリーズ
     👉 アクションカメラの代表格。マウントも豊富で車載にぴったり。
  • ✅ Insta360 GO シリーズ
     👉 超小型で場所を取らず、手軽に設置可能。vlogにも便利。
  • ✅ DJI Osmo Action シリーズ
     👉 ブレに強く、画質も優秀。色の表現が豊か。

まとめ|補正なしでも工夫次第で車載動画は楽しめる

今回は、手振れ補正のないカメラでも車載動画が撮れるのか?というテーマで、
実際に撮影・編集をして検証してみました。

この記事のまとめ
  • 編集ソフトによって補正の結果にバラつきがある
  • ✅ 補正処理には多少の手間と時間がかかるため、撮影時点でブレを抑えたほうがラク
  • 最終手段として利用するのはアリ!

編集ソフトのオススメは、「Adobe Premiere Pro」です。
手振れ補正の精度が高く、手振れがほとんど気にならない映像に補正が可能です!
有料のため敷居が高いものの、本格的に動画編集をやってみたい!という方には合っていると思います。

無料で使いたいという方には「Davinci Resolve
こちらもほとんど気にならない精度で補正ができます!

「まずは今ある機材で試してみたい!」という方には、今回紹介したツールを使えば、
手振れ補正なしでも工夫次第で楽しめるはずです。

車載動画を始めてみたい方、そもそも車載動画って何?という方はこちらの記事もチェックしてみてください👇

そして、動画制作を継続していきたいと感じたら、
手振れ補正付きのカメラを検討するタイミングかもしれません。

自分のスタイルに合った方法で、ぜひ気軽に車載動画を楽しんでみてくださいね!

では!

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